OUR APPROACH

プロジェクトをはじめる前に
視点を変えるアイデアノート

イノベーションを加速するためには、これまで通りの開発スタイルでは限界があります。
デザイン思考や未来洞察など、見方を変えるための手法をまとめていきます。

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イノベーションを加速するためには、これまで通りの開発スタイルでは限界があります。
デザイン思考や未来洞察など、見方を変えるための手法をまとめていきます。

社会変化の兆しを捉えて、
人々の豊かな暮らしを実現する

私たちIHIグループは、豊富な技術の種類と人の力を発揮して、社会課題を解決するための製品やサービスを提供してきました。
急速に変化する社会のニーズに合わせて、今まで以上に皆さまと積極的に議論を重ね、グローバルに社会課題を解決する新たな解決策を創り出していかなければなりません。

社会やお客さまが本当に必要な
ソリューションを創り出す「道しるべ」

私たちは、「船をつくる」から始まり、長年培ってきた確かな開発力と余りあるほどの技術シーズを駆使してその時代に必要な製品を生み出してきました。技術シーズを起点とした今までの開発スタイルに加えて、ユーザー視点で課題を捉えて根本的な解決策を探るために「デザイン思考」を活用し、不確実な未来変化の兆しを捕まえて自らの視点や思考の幅を拡げるために「未来洞察」を活用するなど、新たな視点とそれを具現化する手法をソリューション創出や技術開発に導入しています。

もちろん手法を手元にたくさん持っているだけでは具体的な事業へとつなげることはできません。

素早く技術開発やソリューション検証が出来るように手法を改良しながら、
「お客さまが期待している製品やサービスの姿」と、私たちが「提供するソリューション」が常にすり合わせできるマインド・環境をもって、事業を進めていきます。

IHIの思考ロードマップ

思考マップ

IHIの考える「課題」の捉え方

私たちは、取り組む課題の種類と時間軸によって携える方法を使い分ける必要があると考えています。
そこで課題の種類を、解決・発見・提起の3つに分けて、それぞれの思考方法を用いることにしました。

プロセスごとに思考法を使い分ける
取り組む課題を明確にして提起したアイデアは、サービスとして世の中に届くまでにプロセスがあります。
そのプロセスの中で、アイデア提起の際はアート思考を活用し、試作・検証の段階に進むとデザイン思考を活用するなど、一つの手法を型通りに使い続けるのではなく、新たな視点を組み合わせることで、事業化までのサイクルを素早く回していきます。

IHIが考える思考の捉え方

デザイン思考

ユーザーの視点で課題を見つける
インタビューや行動観察を通じて課題を正確に把握し、新たな価値を提供するソリューションアイデアを探索します。アイデアを素早く形にしてユーザーの声を反映します。間違っていたら作り直して方針を変更する。これを繰り返すことで社会に本当の価値を与える事業アイデアを生み出します。
デザイン思考のプロセスについてはこちら>>>

サービスデザイン

価値あるユーザー体験の実現と継続を目指す
多様なステークホルダーを巻き込んで将来のあるべき姿を共に描き、その姿からバックキャストしてアイデアやコンセプトを創出します。社会の未来像から事業の方向性やビジョンをつくりたい、コンセプトを社会に問いかけて顕在化していないニーズを掘り起こしたい・・・事業開発の最初の一歩を踏み出します。
サービスデザインのプロセスについてはこちら>>>

未来洞察

非連続な未来から気づきを得て創造につなげる
現在の延長線上ではなく、唐突に現れる想定外の出来事に着目して10年先の未来を描きます。その不確実性に対して「社会変化シナリオ」を構築し 、未来の変化に対する「構え・備え」を身に着けたうえでイノベーションの源泉となる独自アイディアを大量に蓄積していきます。
未来洞察のプロセスについては>>”>こちら>>>

アート思考

自らの思考を通じて新たな課題を見つける
自ら問題をつくりだして新しい価値や疑問を世界に提示し続けるアーティストの考え方を取り入れて、自らの情熱の向く先に問題を作り出し、0からアイデアを出し、その解決策を考えて作ることでプロジェクトや事業開発を完遂していきます。

ロードマッピング

事業計画や戦略立案を可視化する
順序立てられたフレームワークを活用しながら、ヌケ・モレなく将来に向けた戦略の道筋を立てます。一度立てた道筋を、ユーザーインタビューや他のスキームを併用して設計に反映させ、作り変えていくことでより確度の高い戦略立案を目指します。